| 平田氏は2000年6月24日、千葉県富里で行われたスイカマラソン(10Km)
に参加しました。平田氏は、目標とする時間内でレースを完走出来た際には寄付
をしていただけないだろうかと知り合いの方に呼びかけました。
この平田氏のはたらきかけにより集まった募金の合計金額は15,500円で、シドニーパラリンピックに参加したルワンダ選手の支援金として使わせていただきまし
た。
以下に、平田氏からレースの結果報告を含めたレポートを掲載します。
▼はじめに
こんにちは。RWBの平田です。先日富里スイカマラソンで'45分以内で走り切れたら寄付してください'とみなさんに宣言したところ、どうにか目標を達
成することができ、多くの寄付をいただきました。ありがとうございます。
▼提案のきっかけ
さて、私がこの提案をした事の起こりは「会員は何をしたらよいのですか」と言う声を聞いたのが始まりです。ランナーが走って出来ることはないかと思って
いたこともあり、では走る事頑張る事と支援活動を結びつけてみましょうかと考えたところ、前述のことを思いついたのです。これは走る励みにもなり、会員一人でも出来ます。
RWBのミーティングの席上このことを提案すると、「それじゃ早速やってみますか」と、一週間後に迫った富里スイカマラソンで私がやることになりました。「はい」と返事をしたものの内心穏やかではありません。というのも実はスイカが目当てと言う不純な気持ちで大会に申し込んでいたからです。練習はとぼとぼと走っていただけです。余裕のある宣言タイムにすれば楽にちがいありません。しかし、それではみなさんの声援がいかされないと思い、現状の私の足力を冷静に見定めギリギリの線で10Kmキロ45分以内で走る事に決めました。それでも
ここ数年、肩で息をするくらい思いっきり走ったことがないので不安でした。
▼レースに向けての期待と不安
大会までの残された少ない期間、練習に力を入れるのと同時この事をRWBのホームページに掲示したり、友人に話してまわりました。「そうか、じゃ一口乗るよ」と嬉しい声をもらうと「よーし、頑張るぞ」と励みになりましたが、反面「大丈夫かな」と弱気になったり。揺れる心境で大会当日を迎えました。
▼さあ、レース開始です
スイカマラソンではコース上にスイカ給水所があり、それを楽しみに参加する人がたくさんいます。
そんなスイカはゴールに向かう私にとって力水になるのですが、今年はどうやら目標達成を阻む最大の誘惑でした。宣言タイムをクリアーしスイカをおいしくいただくと誓い、さあ私の募金獲得マラソンが始まりです。
始めの1キロのタイムでその日の調子とレース運びが決まります。1キロ地点にさしかかり時計を見ると予定より30秒早く、しかもきつい感じがしません。滑り出しは上々です。「この調子この調子」とつぶやきながら5キロ地点までは余裕のラン。しかし「あれ、ちょっと体が重くなってきたな」と感じるとペースは次第に落ちていきました。練習の成果?がでてきたようです。ここはひとつ速い人についてきましょうと、ぐんぐんと力強く走る人の足下を見つめ走ることにしました。
時計を見ると前半の貯金も残りわずしかありません。悲鳴を上げる体に「寄付、寄付」と言い聞かせ8キロ地点に到着。ここがレースの山場スイカの給水所です。「ひゃー、うめぇ」「やっぱりこれだね」とうまそうに食べる選手を横目で見ると、スイカの甘い罠に引き込まれそうでしたが、「スイカよゴールで会おう」と言い残し更にゴールへと向かいました。最後はもう何も考えることが出来ないほどバテバテでしたが、「もう少しだ頑張れ」と言う沿道の声に押されどうにかゴールテープを切ることが出来ました。
▼レース結果は?
膝に手をやり肩で息を切りながら時計を見ると44分、ホッとひと安心。駆け寄る友人へOKと指でサインを送ると「やったね、じゃこれ」と寄付をくれました。それを手にした時は本当に頑張って良かったと今までにない完走後の充実感を感じました。
▼レースを終えての心境。そして、今後の展望
今回始める前に、見ず知らずの者の提案、RWBをどれほど信頼してもらえるかという点がありました。ましてやみなさんの大切なお金のことですから。それでもとにかく一歩踏み出してみることにしました。結果は数名の方から賛同を得ることが出来ました。感謝とともに嬉しいことです。
このようなことで(走ることで)貢献できると言うことを知ってもらえれば、またRWBと会員、会員同士のつながりが持てたなら幸いです。
これからもみなさんとともに安全で自由な大地をと願い活動していきたいと思います。応援よろしくお願いします。
ご意見、提案等ありましたらこちらもお願いします。
平田光男
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